目次
序章 中国型市場経済の源流をたずねて―「ルースな計画経済」
第1章 効率的な生産システム―内製化か分業化か
第2章 工業部門の生産性と技術進歩―悪条件の中の光明
第3章 国営企業の行動様式―現場レベルでの「意思決定」
補論 資金の優先配分の方針と企業パフォーマンス―企業の生産へのインセンティブ付与をおこなえていたか
第4章 計画経済システム下の非効率性問題―「限界」の所在
第5章 改革開放へのステップ―市場競争への「耐性」の形成
終章 中国計画経済研究がもたらすもの―本書のまとめと今後の展望