目次
1 「古典」の意義について、考えてみました(中国における古典
古典とクラシック―ことばとことがら)
2 「古典」の成り立ちについて、考えてみました(ゲーテの「世界文学」とヨーロッパの「古典」
イギリス・ロマン主義時代の「古典」観
ドイツの夢―「国民」と「古典」
『源氏物語』はいかにして「古典」になったか)
3 「古典」の多様さについて、考えてみました(マニ教の「宇宙図」―東西交流のしるし
スラブ世界の古典語―言語の古層へ
古典演劇という幻想―生きて流動するもの
小学における「古典」―あらゆる学問の基礎)