目次
第1章 性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様(セックスのやり方を教えてくれる神話―『古事記』
ちんを切るか、まんを焼かれるか―『古事記』『日本書紀』 ほか)
第2章 「まん葉」時代のエロスは底抜け(モンローウォークの豊満美女―『万葉集』
竹取翁はスケベな養父?―『竹取物語』『捜神記』 ほか)
第3章 『源氏物語』―奥ゆかしさの裏の過激なエロス(セックスのしすぎで死んだ?―エロの破壊力―『源氏物語』『栄花物語』
今なら犯罪 ロリコン貴族―『源氏物語』『今鏡』 ほか)
第4章 仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観(女を男にする方法―『昨日は今日の物語』
権力者は親も子も総嘗め―『醒睡笑』『とはずがたり』『富家語』 ほか)
第5章 エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話(愛はホラー―『東海道四谷怪談』
裏切る男を女が追いつめる道成寺型説話―『曽呂利物語』『諸国百物語』 ほか)