目次
イスラームとツーリズムをめぐる分断と架橋をめぐって
第1部 イスラミック・ツーリズムにおける宗教市場―宗教の観光資源化をめぐる力学(イスラミック・ツーリズムにおける観光資源化―宗教観光の商品化・市場・コミットメントをめぐって)
第2部 シリア・シーア派参詣地の成立と発展(シリア・シーア派参詣地の形成―コミュニティの宗派資源をめぐって
宗派資源から政治資源へ―バアス党体制下におけるシリア・シーア派参詣地
ヒエラルキーからネットワーク・ガバナンスへ―シリア観光戦略のなかのシーア派参詣地)
第3部 宗教観光としてのシリア・シーア派参詣(産業化するシリア・シーア派参詣―イスラーム旅行会社が創り出す宗教観光産業の秩序
排除する空間から包摂する場へ―宗教景観における分断と共有
儀礼か、パフォーマンスか―シリア・シーア派参詣地における宗教実践)
第4部 イスラミック・ツーリズムの勃興―宗教の観光資源化(イスラームを再定式化する―宗教観光からイスラミック・ツーリズムへ)
イスラミック・ツーリズム研究の新たな地平へ