目次
1 海軍反省会、生の声の衝撃(取材で関わった海軍の人々
反省会を構成したメンバー)
2 海軍という組織(軍令部総長、伏見宮
開戦前の日本をめぐる国際情勢
第一委員会の問題 ほか)
3 海軍はなぜ過ったのか(長期展望の欠如
「それで勝てると思っていた」
排除の論理 ほか)
4 戦争を後押ししたもの(日露戦争以来の大国意識
開戦のための計画
国民の熱狂 ほか)
5 海軍反省会が伝えるもの(責任の所在
歴史を学ぶということ)
次世代へ伝えたいこと―私の戦争体験(歴史から人間を学ぶ―東京大空襲の夜
無知なる恥ずかしさ―満洲からの引き揚げ
中継ぎ世代の務め―代わりに言う
戦争体験の物語化への危惧)