目次
第1部 メディア技術が生み出す空間のシミュラークル(東京ディズニーリゾートの想像力―「空間とメディア」の問題圏
メディアとしての都市の演出空間―内閉的空間からロケーションへ ほか)
第2部 メディア・コミュニケーションが作り出す空間のリアリティ(表象/分節される「日本」―言説が作り出す「国」の境界線
境界としての奄美群島―そこは「琉球」なのか、あるいは「鹿児島」なのか ほか)
第3部 人とメディアが表象する地域の記憶(メディアによる伝統の再編―日高川町の「笑い祭」におけるオーセンティシティの諸相
メディアとしての「語り部」が伝える風景―記憶のなかの「水俣」とその再編成 ほか)
第4部 移動する身体とメディア(観光に恋するポップカルチャー―ポップカルチャー研究の「観光論的転回」
カワイイ鉄道とメディア空間―現代における鉄道イメージの変容 ほか)