目次
第1章 政治的シオニズムと無神論―シュトラウスのフロイト論を中心にして
第2章 シュトラウスのM.ウェーバー論における「神学‐政治問題」―『自然的正と歴史』Natural Right and History第2章の再検討
第3章 哲学と宗教―マキァヴェッリ、スピノザ、そしてシュトラウス
第4章 快楽主義と政治―シュトラウスのエピクロス主義解釈について
第5章 ソクラテスの葬送演説―プラトン『メネクセノス』における弁論術と教育
第6章 シュトラウスとガーダマーの対話―ポストモデンの時代における哲学の使命に寄せて
第7章 『政治哲学の歴史』におけるH.V.ジャファとC.ロードのアリストテレス論の比較―「哲学」の位置付けを中心として
第8章 分かたれたるシュトラウスの危機をめぐって―H・V・ジャファの政治哲学
第9章 書評論文:Kenneth Hart Green,Leo Strauss and the Rediscovery of Maimonides
あるエピローグ―「リベラリズム」の現在