目次
1 フランスにおけるシュルレアリスムの複数の斜面と複数のヴァージョン
2 おしゃべりと驚異―シュルレアリスム再考
3 非知としての未開状態から絶対知としての痙攣へ
4 雑誌の美学のために―『VVV』誌のシュルレアリスム的なページ、『ヴュー』誌によるシュルレアリスム的なページの消費
5 シュルレアリスムの領域における「もう一方の世界」、世界と言語の裏側
6 シュルレアリスムにおけるレトリックと神話的エクリチュール
7 シュルレアリスムにおける女性形のエクリチュールについて
8 交差するまなざし シュルレアリスムの提示/表象―雑誌をおもな舞台として
9 アンドレ・ブルトンの「他者」、ジャック・ラカン
10 ブルトン、アレント―政治的立場、あるいは政治的責任と思想?