目次
1 タフで骨太な民間シナ学研究家・後藤朝太郎(シナ服・シナ帽で市中を歩き回る男
少壮気鋭の言語学者・後藤朝太郎 ほか)
2 芥川龍之介を食傷させたシナ風物研究家・中野江漢(北京の風物狂・中野江漢
青雲の志を抱いて、シナに渡る ほか)
3 魯迅に嫌われたシナ民衆文化研究家・井上紅梅(シナ五大道楽の案内人・井上紅梅
謎の前半期からシナに渡るまで ほか)
4 芥川龍之介を驚嘆させた稀代の戯迷(京劇狂)・辻聴花(龍之介、その「怪声」に驚く
教育雑誌記者・辻聴花 ほか)
5 シナ怪異譚『聊斎志異』に魅せられた二人の聊斎癖・柴田天馬、平井雅尾(『聊斎志異』に魅せられた「聊斎癖」
「聊斎癖」以前の柴田天馬 ほか)