目次
第1部 19世紀パリの大衆的な劇場文化(パリの劇場政策―19世紀前半〜中期
オペレッタの栄枯盛衰―19世紀後半)
第2部 オペレッタの本質―「滑稽」と「繰返し」の美学(オペラ・コミックの遺産
音楽の「滑稽」―その美学的価値の発見)
第3部 オッフェンバックの「夢幻オペレッタ」―その芸術性と社会的意義(イメージの源流としてのファンタジー
夢幻劇(フェリー)とは何か
「夢幻オペレッタ」の上演史―第二帝政から第三共和政の狭間で
“にんじん王”の世界―台本と音楽に見られる多様性)