目次
第1章 アイドルという言葉(「国民的」か「一部の熱狂」か
誰でも語りうるものとしてのアイドル
何がアイドルと呼ばれるか
「アイドル」の不確かさ)
第2章 アイドルらしさをめぐって(アイドルの語りやすさ
アイドルの主体
“操り人形”としてのアイドルの歴史
「アイドルになる」を選び取ること
「アイドルらしさ」とは何か)
第3章 音楽としての「アイドルらしさ」(“低級”音楽としてのアイドル
アイドルのパーソナリティと音楽性
「アイドルらしからぬ」は更新されるか)
第4章 アイドルの「虚」と「実」を問い直す(「饗宴」から考える
アイドルのパーソナリティがコンテンツになること
「表」と「裏」の狭間にあるもの
人格を承認しあうコミュニケーション
ネガティブさを捉え返す契機)
第5章 「場」としてのアイドル(本書の要旨―アイドルとは何か
アイドルと恋愛
饗宴としてのアイドル)