目次
小説刊本における版本挿絵の拡がり(周日校刊『三国志演義』の挿図について
『全相平話』のビジュアルワールド―「上」からみる作品の素顔
江戸の『絵本三国志』は明の『三国志演義』呉観明本・周日校本をどう受容したか―人物描写からみるその実相
『封神演義』におけるイメージの図像化について
孫悟空の図像イメージ―小説本文と絵姿と)
戯曲本挿絵の世界(弘治本『西廂記』の挿絵について
明代戯曲刊本の挿絵について
明刊本『西廂記』―挿絵本の華麗なる発展)
版本挿絵の発展と伝播・拡散(『中国小説絵模本』に見る中国小説の挿絵
勧戒図説の図について
『三国志演義』の年画―楽しみを反芻するために
明清版本は日本においてどう和様化されたのか―日中韓の比較からみる十七世紀の諸相
“意匠”の宝庫―明清挿絵本と工藝品―清朝(琉球)漆藝、陶磁器の作例初探)