第1部 文学の位置―時代といかに闘うか(文学教養―“読むこと”と“書くこと”の不純な関係
“教養小説”を読む方法
マルセル・プルーストの修業時代)
第2部 小説の可能性(時代と闘う二つの美学―前衛的であったということ
“鏡映”の美学を超えて―レアリスムとの闘い
反=日記あるいは「文学生活」批判
歴史は物語ではない―小説的真実のゆくえ)
第3部 近代批評と小説―『サント=ブーヴに逆らって』の射程(サント=ブーヴの喪が明けて
テーヌの未完の小説―“教養小説”が不可能になるところ
サント=ブーヴをパロディ化する
近代「生成批評」のその後)
第4部 プルースト小説の地平(『ジャン・サントゥイユ』から『失われた時を求めて』へ―“書けない主人公”の誕生
「天職の物語」の終わりかた
『見出された時』を読む―作家はいつ書き終えるか)
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