目次
1 批評と追悼(英国人はなぜ皇太子を小説に書かないか
十九世紀と文学と遊び心 ほか)
2 王朝和歌を読む(ふじのけぶり
別離歌二首 ほか)
3 日本語、そして男の小説(わたしの「歴史的かなづかひ」
タヒラナリ ほか)
4 書評15篇(三ページの書評欄の二十年
傑作となるべきだつた野心作―ウラジミール・ナボコフ『賜物』 ほか)
5 最後の挨拶(音楽の歴史をダイナミックにとらへる―梅津時比古さん『フェルメールの楽器』日本記者クラブ賞受賞を祝ふ会での挨拶
新しい問題に挑む知的な人間―瀬戸川猛資さんを偲ぶ会十三回忌での挨拶 ほか)