目次
第1章 日中における『老子』王弼注の位置づけ―荻生徂徠を中心に
第2章 太宰春台『老子特解』について
第3章 宇佐美〓(しん)水校訂本『王注老子道徳経』について
第4章 徂徠、〓(しん)水、青陵の孔老会見譚理解
第5章 青陵『老子国字解』における『老子』と『論語』『孟子』の結合
第6章 泊園書院における先秦諸子学の位置づけ
第7章 藤澤南岳自筆稿本『談老』について―書誌学的観点から
第8章 泊園『老子』学の思想的特徴―『談老』と『王注老子道徳経』書入れを通して
附録 藤澤南岳自筆稿本『談老』(翻刻)