目次
第1部 岡嶋冠山と白話語彙(『新鑑草』とその周辺-その白話語彙使用をめぐって
岡嶋冠山の白話語彙をめぐって-『通俗皇明英烈伝』『太平記演義』『通俗忠義水滸伝』を中心に)
第2部 『水滸伝』諸版本と和刻本・通俗本(和刻本『忠義水滸伝』と『通俗忠義水滸伝』-その依拠テキストをめぐって
『通俗忠義水滸伝』翻訳者の問題-正編・拾遺編の相違点を通じて
江戸時代における『水滸伝』研究の様相-『水滸伝』四知館本をめぐって)
第3部 『水滸伝』語釈書と金聖歎本(宝暦以降の『水滸伝』金聖歎本受容の様相1-陶山南涛『忠義水滸伝解』と『通俗忠義水滸伝』拾遺編
宝暦以降の『水滸伝』金聖歎本受容の様相2-『忠義水滸伝解』とその後)
第4部 岡嶋冠山の訳解の手法(『通俗皇明英烈伝』の依拠テキストをめぐって
『太平記演義』訳解の方針)