目次
第1章 作家をめぐって("想像力"の映像化-レネの"エクリチュール"
反貴族の貴族-ヴィスコンティの映像美学
シュルレアリスムとレアリスム合体の妙-フニュエルの描く夢と現実、聖と俗の世界
"死"に触発された"愛と生"の詩的映像化-ベルイマンの軌跡 ほか)
第2章 作品をめぐって(エイゼンシュテイン『戦艦ポチョムキン』-"モンタージュ理論"の原点
ウェルズ『市民ケーン』-内容・構成・技術の見事な融合
パゾリーニ『テオレマ』-現世の"神と悪魔"を性に見る
デュラス『インディア・ソング』-"狂気の愛"を記録する"異種の映画")