夜会 Vol.5 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめし間に/ 中島みゆき

商品説明
ｽﾄｰﾘｰは「雨月物語」の中の、京に上った夫、勝四郎の帰りを現(うつ)し身を持たない姿になっても待ちつづけた妻、宮木の物語、「浅茅が宿」が下敷きになっている。待つ女の美談としてよく語られる説話である。舞台では、晩春の雨のｼｰﾝから始まり、冬、秋、夏と四季を逆さに4人の待つ女の物語が展開する。映像では舞台一面に石畳をｲﾒｰｼﾞした床のｾｯﾄやｸﾗｲﾏｯｸｽの天に昇る階段や月をﾀﾞｲﾅﾐｯｸな映像で表現。また、雨の紫陽花の淡い紫、雪の純白と南天の紅、色鮮やかな祭り花など色彩の面からもｼｰﾝごとに強い印象を受ける。舞台以外の映像に、海外ﾛｹや撮影用に新たにｾｯﾄを組むなど、映像作品独自の創造性を打ち出している。「どこにいても」「雨が空を捨てる日は」「ﾉｽﾀﾙｼﾞｱ」「彼女の生き方」「夜曲」他、全24曲収録。160分。1994年作品。片面2層。4:3。日本語。ﾘｰｼﾞｮﾝ:2。ｶﾗｰ。