商品説明
現代音楽シーンを変革し未来を拓く最重要レーベル [XL Recordings]の才能が1つのアルバムに集結! 総帥リチャード・ラッセルが指揮を執るアーティスト・プロジェクト"エヴリシング・イズ・レコーデッド"が最新アルバムをリリース! 2020年から2024年までの4年間にわたって制作された最新アルバムは、先日シングル「Porcupine Tattoo」にフィーチャーされたノア・サイラスとビル・キャラハンを始め、サンファ、カマシ・ワシントン、ジャー・ウォブル、ジャック・ペニャーテ含む、豪華な顔ぶれが名を連ねており、マーキュリー賞にノミネートされたデビュー作品同様に、スタジオ入口の看板に「外界のリアリティは一切不要」と書かれた、リチャード・ラッセルが所有するロンドン西部のCopper Houseスタジオで主にレコーディングされた。本作は、ラッセル自身の音楽的DNAを一新して再起動させた作品となっている。彼が敬意を表するカット・アンド・ペーストのアプローチは、ラッセルが初めてサンプリングの影響を受けたヒーローであるザ・ボム・スクワッドやプリンス・ポールよりもさらに遡り、スティーヴ・ライヒ、ロバート・ラウシェンバーグ、そしてウィリアム・S・バロウズといった組合せ手法のイノベーターたちにまで遡っている。そして、彼の音楽はこれまでリズム、言葉、メロディの順に作られてきたが、本作ではリズムとメロディの順序が入れ替わっており、リズムが占める割合は少なくなり、メロディが前面に押し出されている。音楽的には、「もしフォークミュージックが80年代にレゲエと同じように"デジタル化"していたら?」という音響的な思考実験がインスピレーションとなっている一方で、スピリチュアルな面や詞の内容では、2020年以降、絶え間なく続く、友人や家族、同僚の喪失や悲しみがテーマとなっている。しかし、暗さや陰気さはなく、エヴリシング・イズ・レコーデッドの作品で最もメロディアスで優しさに溢れた傑作である。「一時的なもの (Temporary)、まさに。そして、俺たち全員がそうだ」とラッセルは語る。ラッセルは制作過程の初期段階から、彼の友人達が語る死や喪失感についての思いを録音し始めていた。それらの言葉は、ラッセルが慎重に作り上げた2つのオーディオ・コラージュ (「October」、「The Summons」)として収録されており、その力強さはアルバム全体に浸透している。ラッセルの音楽は、サンプリングと録音、現代と古代、生と死、今と永遠の境界線を溶かしていく。彼は、アルバムのタイトルが持つ真の意味を理解している。私たちは、実際には一時的な存在なのかもしれない。しかし、お互いに対する、平和に対する、愛とつながりに対する私たちの切なる願いは、永遠に続くのである。歌詞対訳付/解説書付。 ※本商品は全世界同日発売/金曜販売開始商品のため、商品のお届けは発売日当日以降になります。
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