商品説明
レコード史上初の壮挙となった、ワーグナーの大作「ニーベルングの指環」のスタジオ全曲録音プロジェクトを担った指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念した大プロジェクトの第2弾。ショルティが1958年から65年にかけて完成させた、史上初の「ニーベルングの指環」スタジオ全曲録音を「ラインの黄金」 (11月)、「ヴァルキューレ」 (12月)、「ジークフリート」 (2023年3月)、「神々の黄昏」 (5月)と、今年11月から来年5月にかけて計4作をリリース! 歌手、オーケストラ、演奏、録音、等全てにおいて、録音から半世紀以上たった現在でも最高の永遠の記録。この2022年盤では、1958年オリジナルのステレオマスターテープから2022年に制作したDSDマスターを使用。元Emil Berliner Studiosのアンドリュー・ウェッドマンが監督し、テープはStuder A820マシンとWeissアナログ/デジタルコンバーター、そして出力を記録する独自のワークステーションで調整が行われた。一番古いテープで65年経過した38本のオリジナル・マスターテープの中には、編集修理や酸化膜剥離が必要なテープもあったが、状態の悪いテープは、55℃で10時間焼成することで修復に成功し、24bit/192kHzの高解像度で新たにマスタリングを行った。マスタリングは、1964年と1965年のオリジナル・レコーディング・セッションに関わり、1984年と1997年の2回のトランスファーの監督も行ったエンジニア、ジミー・ロックの下で修行を積んだ、DECCAエンジニアのフィリップ・サイニーが担当。テープヒスやノイズ除去には、iZotope RX-9やCEDAR Retouchなど、以前のプログラムよりもはるかに効果的で侵襲の少ない洗練されたツールが使用されており、ウィーン・フィルの金管楽器や弦楽器の輝かしい倍音をかつてないほど聴かせてくれる。日本盤のみ、グリーン・カラー・レーベルコート、オリジナルLPジャケットをあしらった三方背ケース、歌詞対訳付きブックレット付き。SA-CDハイブリッド仕様。 [演奏] ジェイムズ・キング (テノール: ジークムント)、レジーヌ・クレスパン (ソプラノ: ジークリンデ)、ゴットロープ・フリック (バス: フンディング)、ハンス・ホッター (バス: ヴォータン)、クリスタ・ルートヴィヒ (メッゾ・ソプラノ: フリッカ)、ビルギット・二ルソン (ソプラノ: ブリュンヒルデ)、ヴェラ・シュロッサー (ソプラノ: ゲルヒルデ)、ヘルガ・デルネシュ (ソプラノ: オルトリンデ)、ブリギッテ・ファスベンダー (メッゾ・ソプラノ: ヴァルトラウテ)、ヘレン・ワッツ (アルト: シュヴァルトライテ) 他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮: サー・ゲオルグ・ショルティ 録音: 1965年10月、11月 ウィーン、ゾフィエンザール 音声: CD Stereo / SA-CD Stereo
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