商品説明
[準新譜/アンコールプレス: 21世紀のECM] 2024年はECMが創設されて55周年! 1969年、稀代のカリスマ・プロデューサー=マンフレート・アイヒャーがドイツのミュンヘンに創設したヨーロッパを代表するジャズ・レーベル、ECM (「Edition of Contemporary Music」の略)。レーベル創設時のコンセプトは"静寂の次に美しい音楽"。他のレーベルとは一線を画す、その透明感のあるサウンドと澄んだ音質、洗練された美しいジャケット・デザインなどが世界の多くのファンを魅了している。キース・ジャレット『ザ・ケルン・コンサート』 (75年)やチック・コリア『リターン・トゥ・フォーエヴァー』 (72年)、パット・メセニー『ブライト・サイズ・ライフ』 (76年)など数多くのジャズの名盤を輩出。また、1984年にはジャンルを広げクラシック界にも進出。現代音楽にスポットを当てる「ECM New Series」をスタートし、アルヴォ・ペルト、ギドン・クレーメル、ハインツ・ホリガーらが新作を発表した。2023年80歳を迎えたアイヒャーは、今なお年間20作以上もの新譜を録音し続け、音楽の追求をしている最も活発なレーベルの一つ。ECM創設55周年を記念した新シリーズ『ECM Revisits』の発売に合わせて2022年にリリースされた『21世紀のECM』シリーズをアンコール・プレス。本シリーズは現在第一線で活躍中のアーティストを中心に、現在進行形のECMを紹介するシリーズ。 ■アルメニアの鬼才ピアニスト、ティグラン・ハマシアンがノルウェーのミュージシャンたちとアルメニアのテーマを奏でた2016年リリースのECM2作目。ECM作品にも多々参加しているノルウェーを代表するミュージシャンたちとティグランが繰り広げるアルメニア音楽の探求。ティグランが音の中心にいて、古代の民謡をコミタスの作曲で変形させた旋法を持ち込み、メンバーのインスピレーションが加わる。アルメニアのテーマについて自由に考察したり、雰囲気のあるサウンドスケープを自発的に形成したりと、4人のプレイヤーは創造性のピークを迎えている。 <パーソネル> ティグラン・ハマシアン (p)、アルヴェ・ヘンリクセン (tp)、アイヴィン・オールセット (g)、ヤン・バン (samples, live sampling) 2014年、6月3-5日、スイス、ルガーノ、オーディトリオ・ステリオ・モロにて録音
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