ﾄﾞｳﾞｫﾙｻﾞｰｸ: 交響曲第9番「新世界より」&ﾒﾝﾃﾞﾙｽｿﾞｰﾝ: 交響曲第4番「ｲﾀﾘｱ」/ ﾕｰｼﾞﾝ･ｵｰﾏﾝﾃﾞｨ

商品説明
ｵｰﾏﾝﾃﾞｨがﾛﾝﾄﾞﾝ響を指揮した唯一の録音となった「新世界」。1966年録音のﾄﾞｳﾞｫﾙｻﾞｰｸ「新世界」は、ｵｰﾏﾝﾃﾞｨがその膨大な全盛期録音の中で、唯一ﾛﾝﾄﾞﾝ交響楽団を指揮したもの。毎ｼｰｽﾞﾝ渡欧し、ｳｨｰﾝ･ﾌｨﾙやﾛﾝﾄﾞﾝ響のﾖｰﾛｯﾊﾟの名門ｵｰｹｽﾄﾗに客演していたｵｰﾏﾝﾃﾞｨの活動ぶりを窺わせる録音で、ﾛﾝﾄﾞﾝ響の機能性を存分に生かしながらも、ｵｰﾏﾝﾃﾞｨならではの開放的なｻｳﾝﾄﾞを実現しているところがさすがである。SP～ﾓﾉﾗﾙ～ｽﾃﾚｵを通じて通算4回も「新世界」を録音したｵｰﾏﾝﾃﾞｨにとって3度目に当たる録音で、演奏全体にみなぎる生命感の豊かさは1960年代ならでは。1963年のﾒﾝﾃﾞﾙｽｿﾞｰﾝ「ｲﾀﾘｱ」は、ｵｰﾏﾝﾃﾞｨにとって唯一の正規録音となったもので、恰幅の良い響きと心地よい推進力が聴きものである。海外盤LP初出時のｼﾞｬｹｯﾄ･ﾃﾞｻﾞｲﾝ使用。 ■録音年: 1966年11月7日、1963年10月2日 / 収録場所: ﾛﾝﾄﾞﾝ、ﾌｨﾗﾃﾞﾙﾌｨｱ、ﾀｳﾝ･ﾎｰﾙ