商品説明
20世紀最大の録音遺産ともいうべき、セルのR.シュトラウス演奏を集大成。ヨーロッパ時代に作曲者と個人的な親交もあったセルが、クリーヴランド管とソニー・クラシカルに残したR.シュトラウス作品の全ステレオ録音を2枚組に集大成。いずれもステレオLP時代の定番とされていた名演ばかりで、名器クリーヴランド管のヴルトゥオジティを存分に駆使して、シュトラウスならではの複雑なオーケストレーションの綾を立体的に再現するかのようなセルの解釈は、音楽美の純粋な輝きと響きの純度の高さが印象的。さらに克明なまでの情景描写の再現は、まさに各場面が目に浮かぶかのようで、さらに作品に込められたブラック・ユーモアやペーソスまでをも体得。「ドン・キホーテ」でソロをつとめるフルニエはC.クラウスとのモノラル盤に続く同曲2度目の録音で、その後のカラヤン盤よりも表情の豊かさと気品の高さが感じられる。ホルン協奏曲第1番のマイロン・ブルームは、セルが全幅の信頼を置いていたクリーヴランド管の首席奏者 (首席在任1955〜77年)で、バレンボイムの招聘でパリ管移籍したアメリカの名手。海外盤LP発売時のジャケット・デザイン使用。 ■録音年: 1964年1月10日、1961年10月27日、1957年3月29日&30日他 / 収録場所: クリーヴランド、セヴェランス・ホール
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