商品説明
緻密を極めたセルの至芸。ステレオによるモーツァルトの交響曲全録音を集成。セルがクリーヴランド管とソニー・クラシカルに残したモーツァルト交響曲の全ステレオ録音を2枚組に網羅。いずれも峻厳な美しさに貫かれ、特に後期の交響曲に見られる人生の深い淵を覗き見るような突きつめられた境地が、一部の隙も無駄もなく表現し尽くされている。ロマンティックな耽溺やドラマティックな誇張とは無縁で、筋肉質ともいえる引き締まった古典美を聴かせてくれる。セルのモーツァルト解釈は、20世紀前半のモーツァルト演奏で称揚されtウィーン風の典雅な柔らかさではなく、ひたすら虚飾を取り去って、作品の神髄に肉薄することで、モーツァルトの真の姿が見えてくるかのようである。「フィガロの結婚」「劇場支配人」序曲は、セルがステレオで残したモーツァルトの序曲録音の全てである。海外盤LP発売時のジャケット・デザイン使用。 ■録音年: 1965年10月1日&2日、1962年10月26日、1960年1月8日〜10日他
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