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ハーメルン
邦画

商品説明
忘れかけていた、忘れてはいけないこと。作品の舞台となるのは、日本の原風景とも言われる奥会津の昭和村。場面1場面が、絵画のように美しく、ゆったりと流れる時間の中に紡がれる人々の記憶の物語は、まさに大人のファンタジー。廃校となった母校を訪れる主人公・野田を演じるのは大ブレイク俳優・西島秀俊。脇を固めるのは日本が誇る女優・倍賞千恵子をはじめ、坂本長利、守田比呂也 、水橋研二、風見章子など豪華俳優陣が顔を揃えている。本作でメガホンをとったのは、デビュー作で 第23回トリノ国際映画祭・史上初のグランプリ&最優秀観客賞のW受賞を果たし、2作目『アリア』でも国内外で高い評価を獲得した坪川拓史。数々の災難を乗り越え、構想7年・撮影期間3年半をかけて本作を完成させた。 ――ある村の廃校に、その小学校の元校長先生 (坂本長利)が暮らしていた。校長先生は、もう使われることのないこの校舎を修繕しながら、「消えゆく我が舎」をいとおしむように静かに日々を送っていた。しかし、いよいよその校舎も解体されることが決まる。ある日、かつてこの小学校で学んだ男・野田 (西島秀俊)が博物館の職員として、校舎に保管されていた遺跡出土品の整理にやって来る。野田には、誰にも明かしたことのない「小さな秘密」があった。しかし校長や恩師であった綾子先生、その娘リツコ (倍賞千恵子)と接していくうちに、小学校での懐かしい記憶が呼び戻され、徐々に野田の心に変化が訪れる。そして校長の校舎に託する思いにも次第に共感を寄せるようになる。そんな折、村の老人施設にいた綾子先生が、隣町の大きな病院に移ることになる。娘のリツコに付き添われて村を離れる道すがら、綾子先生は学校に立ち寄り、校庭を見渡しながら小さく呟いた。「あの子たち、どこへ行ったんでしょうねぇ」。その時・・・。 特製フォトブック封入。
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