商品説明
かつての相方の自殺と、最愛の妻の死。芸歴五十年を超えて、今なお舞台を走り回るWヤング平川幸男の波乱万丈な半生。「やすしきよしが最も恐れた漫才師」と言われ、ビートたけしが「ツービートが何年やっても追い抜くどころか追い付く事さえ出来ない」と著書でその実力を認めるなど、1970年代の漫才界を最前線で牽引した「Wヤング」。その裏には、20歳の時より寄り添い、陰ながら、しかし力強く平川を支え続けた妻の存在があった。「妻は三歩下がって歩く者」という信条で、奥ゆかしくも強く平川を救い、その芸人人生をかたちづくった妻との思い出を中心に描かれる「最後の昭和夫婦論」。西川ヒノデ師匠宅への内弟子入りから始まった芸人生活は、Wヤング人気絶頂期に起きた借金苦による相方の自殺によって大きなダメージを受けならがらも、佐藤武志との新生Wヤングとしていまなお現役で活躍している。苦楽を共にした妻の死を経験したのをきっかけに、平川幸男がすべてを語り、初めて明かされる赤裸々な姿が生き生きと活写される自伝本。
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