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邯鄲の島遥かなり 下巻 (新潮文庫)
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貫井徳郎/著
商品説明
天皇陛下がラジオで敗戦を告げた。神生島には残っている建物はひとつもなく、一橋産業は財閥解体により経営が崩壊。一橋家あっての神生島の時代は終わった。一ノ屋の血を引く信介は、くがとの定期船を再開させるなど、獅子奮迅の活躍で島を復興へと導く。時代が変わり、一ノ屋の存在意義が薄れても、イチマツ痣は子から子へと体に刻まれ受け継がれる―。著者渾身の大河小説、感動の大団円。
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