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尽きぬ交響的エネルギー! ヘンツェの爆曲「交響的侵略」が国内盤化! 20世紀ドイツの偉大なシンフォニストとして10曲の交響曲を書き、名を轟かせたヘンツェ。最後の交響曲、第10番は21世紀に突入した2000年の作品です。そしてその1年後、ヘンツェ75歳記念として北ドイツ放送交響楽団からオーケストラ作品を委嘱された際に作曲したのが『交響的侵略』。多彩な打楽器を伴うこの曲は凄まじい破壊力とエネルギーが渦巻くもので、15分ほどの作品ですがその熱量たるや圧倒的、『春の祭典』も真っ青、ロックのような衝撃です。『アンティフォナ』はカラヤンに献呈されベルリン・フィルが初演した作品。細かく厳格な音列技法が使われ、弦、管、打楽器が複雑に呼び交わしあいます。またピアノ協奏曲第1番はヘンツェ24歳の時の作品。当時はシェーンベルクの影響下にあった、と本人は回想していますが、舞曲的リズムの饗宴で盛り上がる曲想はヘンツェならではでぐいぐいと聴き手を引き込みます。輸入盤・日本語帯・解説付。日本語解説書には輸入盤所収のヘンツェとルジツカの会話の日本語訳を掲載。
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