商品説明
ゲルギエフは、2004年5月にロンドン交響楽団と全交響曲をライヴ録音しているが、約10年を経て再挑戦。いずれも得意曲なうえ、今回は手兵マリインスキー劇場管であることもあり、演奏は極めて自然かつ熱く、著しい円熟がうかがえる。ムラヴィンスキーの決定的名演で知られる6番も、ゲルギエフならではの流儀でプロコフィエフの心の闇を表現。驚くべきは第1ヴァイオリンが完璧に揃い、あたかも巨大なヴァイオリン1本で弾いているかのように聴こえること。ゲルギエフの統率力が光る。プロコフィエフ最後の交響曲にあたる第7番も、これまであるどの演奏よりも骨太で聴き応え満点。フィナーレのやんちゃぶりは35年前に作られた「古典交響曲」を思わせ、プロコフィエフの作風が基本的に変わっていないことを認識させてくれる凄さ。輸入盤・日本語帯・解説付き。国内仕様。
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