商品説明
イタリアのミラノ近郊で生まれ、幼いころからピアノの天才少年として活躍したカンテッリ。 指揮者として活躍を始めてすぐ、イタリア軍に召集されレジスタンス活動に身を投じるが、その間も音楽活動を続け、第二次世界大戦終戦後はミラノ・スカラ座を皮切りに、次々とオーケストラを指揮し、"トスカニーニの後継者"と目されるまでになった。1949年にはトスカニーニの招きでアメリカにもデビュー、次いでイギリスでもフィルハーモニア管弦楽団に客演、1956年11月にはついにデ・サバタの後任としてスカラ座の音楽監督に指名された矢先、11月24日に不慮の航空機事故でカンテッリは36歳の若さでこの世を去ってしまった。この録音は1953年、フィルハーモニア管に客演した時の演奏を収録したもの。抑制の効いた解釈と木管楽器などの美しい響きが高く評価された演奏。ここで演奏されている曲目はどれもカンテッリのお気に入りで、中でもブラームスの交響曲は短い生涯の間に46回、ロッシーニの「セミラーミデ」序曲は38回演奏された記録が残っている。録音年: 1953年5月11日/収録場所: ロイヤル・アルバートホール
出荷:
3-7日
J-WAVE CD&BOOK ONLINE
powerd by Neowing