商品説明
彼女は、きっと、あなたのそばにいた。主演: 河合優実×監督・脚本:入江悠×のタッグで贈る実話を基にした衝撃作! 2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフに、『SRサイタマノラッパー』シリーズや『AI崩壊』の入江悠監督が映像化。19年のデビュー以来、ヨコハマ映画祭 助演女優賞をはじめとする数々の映画賞に輝き、24年だけでも『ナミビアの砂漠』、『八犬伝』やドラマ『不適切にもほどがある!』、『龍が如く 〜Beyond the Game〜』他のヒット作、話題作に出演している最注目俳優・河合優実が底辺から抜け出そうともがく主人公・杏を演じる。劣悪な環境から抜けきることが出来ない杏に更正の道を開こうとするベテラン刑事に佐藤二朗。2人を取材するジャーナリストに稲垣吾郎と、実力派が脇を固める。裏の顔を持ちつつも人情味あふれる型破りな刑事・多々羅、彼の裏の顔を暴こうとする正義感と友情に揺れる桐野と、複雑な感情を織り交ぜたキャラクターが作品に奥行きを与える。制作陣には、第75回カンヌ国際映画祭で"カメラドール特別表彰"を受賞した話題作『PLAN 75』(早川千絵監督)のスタッフたちが集結。杏という女性を通し、この社会の歪みを容赦なく突きつけると同時に、生きようとする彼女の意志、その目がたしかに見た美しい瞬間も描き出す。単なる社会派ドラマの枠を超えて、社会の中で「見えない存在」にされてしまった人々をまっすぐに見つめる新たな傑作が誕生した。 ――21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。
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製作年: 2023年
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