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汽車が田舎を通るそのとき +6 [UHQCD]
高田渡

商品説明
高田渡にとって、五つの赤い風船とのスプリット盤に続く2作目にして、初の単独アルバム! 変革の嵐吹きあれる'70年安保を目前にした東京を離れ、京都へ移り住んだ'69年、西岡たかしのディレクションのもとに録音された。前作までの毒の効いたプロテスト・フォークから一転、自己の内面に目を向けた素朴な楽曲が並ぶ。一人の女の子との会話をはさみながら弾き語りを聴かせる構成をとり、ギター1本で静かにじっくりと歌い上げていく。フォークシンガーとしての高田渡の本質的な魅力が詰まった一枚。アルバムの大半が自作詞という点でも貴重だ。日常の些細な心情を綴った「ボロ・ボロ」や、メルヘンチックでノスタルジー溢れる「汽車が田舎を通るそのとき」等が収録された前半を終えると、後半には労働者階級の悲哀を描いたナンバー「ゼニがなけりゃ」「鉱夫の祈り」等が続く。アルバムの最後を締めくくるのは、ウディ・ガスリー「I Ain't Got No Home」の日本語訳カヴァー「この世に住む家とてなく」。画家である実兄・高田驍氏によるジャケット・イラストも魅力。ボーナス・トラック6曲追加で遂に待望の復刻! 解説付/紙ジャケット仕様。
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