現代任侠史/ 邦画

商品説明
企業化を目的に抗争から協定への移行をはかる現代暴力団絵図の実態の中で、恋と義侠心の板ばさみとなって燃える残侠の姿をかつてない雄大なｽｹｰﾙと非情無比なｱｸｼｮﾝで描いた新任侠路線の第一弾。主演は高倉健。監督は"網走番外地ｼﾘｰｽﾞ"全10作で高倉とｺﾝﾋﾞを組み、ｽｹｰﾙ感溢れる演出で番外地ﾌﾞｰﾑを巻き起こした石井輝男。息つく間もないﾔﾏ場の波状攻撃、豪華顔合わせで描く新任侠ﾌｨｸｼｮﾝ。――時は喧騒の70年代。寿司屋の主人となった島谷良一は、元松田組の最高幹部であったが、母の死により約束されていた二代目の地位を捨て、やくざ渡世から足を洗っていた。良一が去ったあとの松田組は、先代の実子である初治が二代目を継ぎ、若者頭である中川、そして分家の船岡といった屈強な若者たちで構成されていた。現代暴力団の最大の収入源は、競馬、競輪のﾉﾐ行為であったが、相次ぐ当局の一斉摘発に、各組長は頭を痛めていた。そんな時、大阪で最大の組織を誇る永井組の若者頭である栗田光男が上京し、東西ﾉﾐ組織の合同による地盤協定、縄張りの競争阻止等の連合会結成を提案する･･･。初DVD化。