商品説明
「わたしはこの映画に完全に恋をしている」崩壊ナチの最期の足掻きを象徴するのか、ファシズムの傀儡達を中心に展開する凄惨な修羅場。パゾリーニ映画の集大成たるべく凄まじい画面の連続が観る者を打ちのめす。鬼才ピエル・パオロ・パゾリーニ監督が突如"生の三部作"を否定し、新たなる地平を切り開くべく製作しつつも、1975年11月2日早朝、彼の遺体がイタリア、ローマ南方アスティア海岸で発見されたことにより、図らずも「遺作」となってしまった作品。パゾリーニ自身の強烈な反体制・反ファシズム思想を大きく打ち出した一大金字塔にして、世界各国で本編削除、本編修正、上映中止、上映禁止が相次ぎ、映画史上最大の混乱と論争を巻き起こした前代未聞の問題作。この映画に仕掛けられた大きな「謎」を、遂に解くべき時が来た。――1944年、第2次大戦下の北イタリア。ナチズムに加担する公爵、大司教、最高判事、大統領の4人の権力者は町中から美少年美少女達を狩り集め、レイプ・スカトロ・ホモ・ソドミー・オナニー・そして虐殺と、ありとあらゆる想像を絶した地獄のパノラマを繰り広げる。
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製作年: 1975年
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