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リヒャルト・シュトラウス: アルプス交響曲 他
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)/バイエルン放送交響楽団

商品説明
2014年はリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の生誕150年の記念年にあたります。各社から様々なシュトラウス・アルバムがリリースされる中、BR KRASSIKが満を持してお届けするのは、ヴェルザー=メストが指揮した「アルプス交響曲」と「インテルメッツォの4つの交響的間奏曲」というものです。1915年に初演された「アルプス交響曲」はシュトラウスの最大の交響詩、交響曲であり、この曲の元になったのは彼が14歳、もしくは15歳の時にドイツ・アルプスのツークシュピッツェに向けて登山をした時の体験というのですから、35年ほどに渡る長き構想を経て完成した渾身の作品と言っても良いでしょう。全曲は切れ目なく演奏され、山の夜明けから、滝、牧場などの風景描写を経て、道に迷いながらも頂上に到達。そして襲いくる嵐に見舞われながら下山し、日没を迎えるというもの。もちろんシュトラウスの華麗で精緻なオーケストレーションは、全ての情景を余すことなく描きだしていますので、聴き手はご自宅にいながら「ヴァーチャル登山」を楽しめるという趣向になっています。かたや、「インテルメッツォ」は滅多に演奏されることのないシュトラウスの「個人的な物語」を描いたオペラですが、この「交響的間奏曲」は、全てのフレーズが雄弁な働きをする快活で素晴らしい音楽。こちらも耳を奪われること間違いありません。メストの指揮は、豪快に音楽を動かしていくというよりも、一つ一つのフレーズや情景を大切にした表現力を重視したものです。あきれるほど美しい響きをお楽しみください。
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