商品説明
あの一連の「ストラスクライド協奏曲」では難解で晦渋な作風を見せているマックスウェル・デイヴィス(1934-)ですが、このアルバムに収録されている劇音楽や映画音楽での彼の作風は180°違うものもあり、この作曲家の振れ幅の大きさには唖然とする他ないでしょう。最も初期の作品である「7つのイン・ノミネ」はルネサンス時代の作曲家ジョン・タヴァナーのミサ曲のメロディから派生したメロディが様々に形を変えて行くものです。組曲「ボーイフレンド」と「肉体の悪魔」はどちらも鬼才ケン・ラッセルの映画のためのものですが、ここにデイヴィスは、究極にパロディ化した音楽を充てているのが面白いところです。本編の映画を見たくなる人も多いかもしれませんが、もしかしたら現在は(あまりにも過激な映像のため?)入手は困難かもしれません。もちろんオークニー、メインランドの近くで発見された「イエローケーキ」も入手は不可能です。
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