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袴田事件死刑から無罪へ
小石勝朗/著

目次
序 ついに無罪判決が出た 第1章 大きく揺れた司法判断(静岡地裁が再審開始と袴田巖さんの釈放を決定、「証拠捏造」に踏み込む(2014年3月27日) 東京高裁が逆転で再審請求を棄却、DNA鑑定の信用性を否定(2018年6月11日) ほか) 第2章 「血痕の色」をテーマに差戻審で論戦、そして再審開始決定(第1回三者協議 差戻審の審理が高裁で始まる、5点の衣類の血痕の色合い変化を中心に(2021年3月22日) 第2回三者協議 弁護団が新たな味噌漬け実験の報告書を提出、「条件を変えても血液は必ず黒くなる」(2021年6月21日) ほか) 第3章 再審の初公判まで続く攻防(第1回事前協議 検察が方針決定に3カ月を要求、裁判所も容認(2023年4月10日) 検察は「有罪の立証をしない」と表明を、袴田巖さんの弁護団が申入れ(2023年4月20日) ほか) 第4章 7カ月に及んだ再審公判の審理(初公判 袴田巖さんに代わり姉・秀子さんが無罪を主張、検察は有罪の立証、結審は来年5月以降の公算(2023年10月27日) 第2回公判 「味噌工場関係者の犯行」とする検察に弁護団が反論、「凶器はクリ小刀」を疑問視(2023年11月10日) ほか) 第5章 再審判決が斬り込んだ「3つの捏造」


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