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戦争のかけらを集めて 遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践
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清水亮/編 白岩伸也/編 角田燎/編 塚原真梨佳/〔ほか〕執筆
目次
プロローグ あの戦争は「歴史」になったとしても 第1部 非体験者による存続の行方(戦後七〇年の軍艦金剛会―「追憶」のためのノート 不戦兵士の会―元兵士と市民による不戦運動の軌跡と次世代への継承 なぜ統合は困難なのか―戦友会の固有性と組織間のつながり 補章1 補 戦友会研究への招待―非体験者が参加する戦友会という謎) 第2部 元兵士をめぐるまなざしの交錯(なぜ憲兵の体験や記憶は忘却されたか―未発に終わった全国憲友会連合会の「引き継ぎ」から 攻囲される日本郷友連盟―公文書から国家の認識に迫る 未来出征軍人会―第二次世界大戦前夜におけるアメリカ在郷軍人会と大学生 自衛隊体験の使い道―自衛隊退職者が書いた書籍の分析から 補章2 兵士の史料への招待―捨てる/拾うの位相から) 第3部 残された言葉との対話(書かれたものをとおして戦争体験者とつながるには 陸軍士官学校からエリートビジネスマンへ―ある六十期生の「陸士経験」と戦後 歴史への謙虚さ―非体験者による歴史実践の可能性 「わだつみ」という“環礁”への航路―ミュージアム来館者調査から ) エピローグ 環礁の屑拾い「未定の遺産」化の可能性
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