目次
人類学と考古学の景観論―その研究動向と課題
第1部 景観という視座(「景観を」ではなく「景観で」考える―交差点としての景観研究の布置
現代人類学で景観を問う意義を考える)
第2部 環境・記憶・モニュメント:景観で考える考古学(景観で考えるモニュメンタリティ―ペルー北海岸のマウンド・ビルディングを事例に
自然地形から神殿へ―アンデスの神殿を景観から考える
景観をめぐる時間の多様性―繰りかえし築かれ、利用される神殿
火山灰が創る景観
絡み合いの景観論―祭祀景観をめぐる民族考古学的試み
考占学における景観概念を捉えなおす―「景観」概念の整理と方法論的課題)
第3部 認知・言説・マテリアリティ:景観で考える人類学(霊性との呼応から創出される景観―ラオス南部の水辺集落における浄化儀礼から考える
景観の物語を語る―住まうことの重層性
景観とイマジネーション―ペルー北部山村の暗闇における不可思議な体験談から
視覚イメージと言説実践―神戸南京町の景観形成をめぐって)
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