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笑顔と、生きることと、明日を 大林宣彦との六十年
大林恭子/著 石飛徳樹/聞き手

目次
メラニーのように優しくありたい、スカーレットのように強くありたい―空襲の記憶、成城大学入学まで 売れない小説家の女房になるんだと思ってました(笑)。―成城大学時代から結婚まで 「コマーシャルは実験が出来るから」と言って、嬉々としてやっていました。―CM、自主映画製作の頃 「僕の映画は、100年先に認められるんだ」と言っていました。―「HOUSE ハウス」から「金田一耕助の冒険」 「恭子さん、名前を出すのは責任を持つということなんだよ」―「転校生」の頃 ほんと、青春でしたね。寝ないで撮影しているのが楽しい、って時代だった。―「時をかける少女」から「廃市」 「東京物語」は、監督は大好きでした。小津さんの映画はみんな大好きですね。―「天国にいちばん近い島」から「姉妹坂」 眠る前に2時間は翌日の撮影の予習をしていました。だから現場で迷わないんです。―「ふたり」「はるか、ノスタルジィ」「青春デンデケデケデケ」 一つひとつ、気に入られなければ次の作品はないぞ、という気持ちでした。―「野ゆき山ゆき海べゆき」「おかしなふたり」「異人たちとの夏」「北京的西瓜」 終わらないんじゃなくて、終わりたくないんじゃないかって。そう感じたんですよね。―「なごり雪」から戦争3部作、「海辺の映画館―キネマの玉手箱」、そして旅だち 入江若葉+大林恭子 対談「恭子さんは恭子さんで監督を尊敬してらして、信頼関係がね、すごいです」 山田洋次+大林恭子 対談「今こそ、いろんな、いろんな話がもっとしたかった」


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