目次
序 オラリティの居場所―語り難い経験をめぐって
闘うオラリティ 1章 公害被害者の語りが生む連帯と分断―カネミ油症事件の事例から
承認のオラリティ 2章 上手な運動の終い方?―オラリティと承認の多元性
時間をつなぐオラリティ 3章 歴史というコモンズを掘る―劉連仁事件と地域史をつくる人々
差別のオラリティ 4章 アイヌ、和人、ポジショナリティ―痛みの応答に向けての試論
分析方法としてのオラリティ 5章 顔の見える「外国につながる住民」支援へ
空間を読み解くオラリティ 6章 現場で交錯する実感と歴史との「連累」―なぜ大久野島を語り継ぐのか
ア―カイブ化されたオラリティ 7章 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ”の可能性
オラリティを超えて 8章 もうひとつの世界―交わりに向かって
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