目次
『新古今和歌集』と『愚管抄』―乱世を生きる貴族の誇り
『平家物語』―戦乱と滅びの文学
御成敗式目―新興武士の合理性
「一遍聖絵」と「蒙古襲来絵詞」―遊行と死と戦闘
『徒然草』―内省と明察と無常観
『神皇正統記』―敗北の書のリアリズム
能と狂言―幽玄と笑い
禅の造形美―鹿苑寺金閣と慈照寺銀閣と龍安寺石庭
山水画に宿る霊気―「那智滝図」と雪舟と「松林図屏風」
茶の湯―わびの美学
装飾芸術の拡大と洗練―宗達と光琳
江戸の儒学―伊藤仁斎・荻生徂徠を中心に
元禄文化の遊戯とさびと人情―西鶴・芭蕉・近松
南画とその周辺―池大雅と与謝蕪村
本居宣長―国学の立場
浮世絵の成立と展開―春信・歌麿・写楽・北斎・広重
鶴屋南北『東海道四谷怪談』―悪の魅力
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