目次
黄色い本のあった場所―「チボー家」と私たち
いぬいとみこさんのこと
結核をめぐる二つの物語―林芙美子と郷静子
多摩川沿いの工場で―「土堤」を読む
「かるた」と「ふりかけ」―鶴見俊輔の「断片」の味
翻訳詩アンソロジーの楽しみ
杏の枝と七夕の夜―後藤郁子と茨木のり子
炭鉱町から来た人
詩人・仲村渠の路地をたどる
一九一六年、漱石と李光洙
旧正月の李箱の手紙
脱北者が読むジョージ・オーウェル
元山中学の同級生―後藤明生と李浩哲
長璋吉が描いた朝鮮語の風景
物語に吹く風 朝鮮短篇小説選
堀田善衞と「ジョー」の肖像
「やさしみ」のやりとり
森村桂という作家がいた
マダム・マサコの洋裁店
編み物に向く読書
三人の女性の「敗戦日記」
中村きい子の激しさに打たれる
木の栞にぶら下がる
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