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日本帝国の膨張と縮小(スラブ・ユーラシア叢書)
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原暉之/編著 兎内勇津流/編著 竹野学/編著 池田裕子/編著
目次
序章 日本帝国膨張と縮小のモデルとしての北サハリン占領 第1部 サハリン州の再構成から尼港事件へ(V字回復の先を模索するニコラエフスク―尼港事件の社会的背景 尼港事件はどのようにして起こったか―三月武力衝突とその前後 革命・内戦期の北サハリンとイヴァン・スタヘーエフ商会の活動 革命・内戦・干渉戦期のサハリン州の漁業 尼港事件と日本の政治・社会) 第2部 保障占領下北サハリンの政治・経済・社会(保障占領のポリティクス―帝国日本の統治とサハリン島民 サハリン軍事占領と司法―「裁判の公平」「司法権の独立」をめぐって 北サハリンに進出した日本人商工業者の活動と引揚げ 北サハリン占領と島内・外の交通体系―サハリン島の一島支配と輸送 北サハリンと“樺太”農林資源問題―“北樺太”農林資源調査と一九三〇年代の木材輸入を中心に) 第3部 日ソ基本条約とその後のサハリン・樺太(日ソ国交正常化交渉とサハリン問題―北京会議と日ソ基本条約の締結(一九二四‐二五年) 一九二〇年代のサハリン先住民族の移動と国境の関係性―樺太庁による「オタスの杜」集住化 北サハリンから日本へ避難・移住したロシア人―一九二四‐一九二五年 一九二五年の樺太における「国民統合」―皇太子の行啓を中心に) 終章 共通利益による体制融和構想の破綻―ソ連の計画経済と北サハリン
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