目次
1 総論(記号と境界(山口昌男)
妖怪のトポロジー(宮田登))
2 境界の場所(四つ辻とあの世(高取正男)
厠考―異界としての厠(飯島吉晴)
辻についての一考察(笹本正治)
村境の象徴論的意味(八木康幸)
「賽の河原」考(本田和子))
3 境界の時(かはたれ時(柳田國男)
黎明―原始的想像力の日本的構造(益田勝実)
生と死の境界(小松和彦))
4 境界の象徴(生杖と占杖―一つの覚書(松村武雄)
遊行的なるもの(抄)(廣末保)
境にひびく音(宮田登)
節分の籠(近藤直也)
神隠しと鉦や太鼓(笹本正治)
境界にたたずむ子ども・老人―泣き声に聴く(森下みさ子)
鶏と雷公(頼光)(高橋昌明)
境界の呪具-箒(常光徹))
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