目次
第1部 “アフィショマニ(ポスター愛好)”とポスター芸術論の形成(十九世紀末フランスの“アフィショマニ”とロジェ・マルクス
二〇世紀に臨む広告芸術論―ギュスターヴ・カーン著『街頭の美学』(一九〇一年)
世紀転換期のジュール・シェレ―ポスターから公共装飾画へ)
第2部 画家として、ポスター・デザイナーとして(ジェームズ・ティソ作“パリの女”シリーズ―油彩画と版画(リトグラフ/エッチング)の双方向的関係
パリのミュシャ再考―ミュシャはポスターの巨匠であったのか?
領域横断する芸術家トゥールーズ=ロートレックのポスター)
第3部 ポスター芸術の産業化と制度化(二〇世紀初期フランスのポスターをめぐる広告業と現代芸術家連盟
醜いヌーディズム―一九三〇年代現代芸術家連盟批判に見る伝統主義とその背景
ポスター美術館の誕生(一九七八年)―現代フランスのポスター受容と文化政策)
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