FM802 OTOSHOP
花岡の心を受け継ぐ 大館市が中国人犠牲者を慰霊し続ける理由
池田香代子/ナビゲーター 石田寛/著 小畑元/著 川田繁幸/著 内田雅敏/著 山本陽一/著 谷地田恒夫/著

目次
第1章 出発期 行政の責任で慰霊を開始した山本常松さんのこと(花岡町での開始から花矢町へ、そして大館市への引き継ぎへ 山本町長と信正寺住職―ご子息の山本陽一さん(九二歳)に聞く 市民運動の側から見た山本町長―谷千田恒夫さん(八一歳)に聞く 再び信正寺住職のこと―怨親平等) 第2章 発展期 大館市による継承と革新市政時代を中心に―石田寛さん(七四歳)に聞く(市議会議員になるまでの花岡にまつわる体験 保守市政から革新市政への転換期に 県議会議員として大館市の慰霊にかかわる) 第3章 定着期 保守市政時代も続いてきた死者を悼む心―小畑元さん(七二歳)に聞く(市長になっても最初に直面した慰霊式の継続 地方自治体が慰霊を続ける意味 保守が慰霊式をずっと続けたのはなぜか 再び自治体が慰霊式を継続したことの意味 “spontaneity”と言うしかない) 第4章 市民運動の側から市政を見つめてきて―川田繁幸さん(六八歳)に聞く(花岡事件とのさまざまなかかわり 記念館の建設につながった戦後の市民運動 大館市が慰霊式を続けてきた意味) 補章 花岡、西松、三菱マテリアルの和解から学ぶこと―内田雅敏さん(七六歳)に聞く(戦後はじめての和解となった花岡和解の意味 法律の壁を乗り越えた西松建設の和解 日本政府も事実上後押しした三菱マテリアルの和解 三つの和解が現代に問いかけるもの)


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