目次
序章 民俗知を宿した言葉たち
第1章 石牟礼道子―苦海のほとりから(詩藻と思想とが交わる場所へ
くだもののお礼は、その先へ
聞き書きと私小説のあいだ
水俣から、福島の渚へ)
第2章 岡本太郎―泥にまみれた旅へ(もうひとつの旅学、日本へ、神秘へ
太郎と旅、東北をめぐって
前衛と生活のはざまに、旅があった
婆たちの発見の書
太陽の塔―神秘と生活のあわいに)
第3章 網野善彦―無主・無縁とはなにか(無縁という背理の時間
重戦車の孤独
無主・無縁のフォークロアは可能か
『日本論の視座』を読みなおす
網野史学、その第二楽章がはじまった
東アジア内海世界は可能か―網野善彦とブローデル『地中海』をめぐって
文字と権力と歴史と)
第4章 宮本常一―故郷と風景をめぐって
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