目次
第1章 金子みすゞの生涯と今日に至る評価の変遷(金子みすゞの生涯
みすゞの発見・忘却・再発見
今日における国民的なみすゞブーム
一面的なみすゞ像)
第2章 西條八十からの影響と金子みすゞの独自性―時空間の展開(八十の童謡作風の概観
八十の類似作品との比較から見るみすゞのイマジネーションの跳躍
みすゞと八十の相違―語りの対象への視点の配置
『琅〓』にみるみすゞの八十への関心
おわりに)
第3章 北原白秋からの影響と金子みすゞの独自性―新しい受容の体験と認識の多様化(「なぜ」「不思議」という主題
白秋とみすゞの比較に見る「なぜ」「不思議」の展開手法
生き物の死や虐待を題材にした作品
おわりに)
第4章 童謡詩人金子みすゞの歩みと作品の特長(童謡詩人としての歩み―三冊の童謡集に沿って
「見えない」という主題
「蜂と神さま」に見る「入れ子構造」の展開手法
おわりに)
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