■演劇と音楽
■森佳子/編 奥香織/編 新沼智之/編 萩原健/編
目次
1 台詞・音・音楽(マルテッリアーノ詩形と演劇の音楽性―ゴルドーニによるマルテッリアーノ使用をめぐって
文士俳優・土肥春曙の仕事―台詞術に着目して
ミュージカルにおける音楽について―『ウエスト・サイド・ストーリー』を例に)
2 上演(“音楽をもっと大きく!”―『リア王』(The History of King Lear)第四幕第七場において音楽が挿入される意味について
オペラ『蝶々夫人』パリ版再考―演出台本から見えるもの
野田秀樹『半神』にみる音楽的創造力―台詞劇と劇中音楽
ハイナー・ゲッベルスの“ミュージック・シアター”―聴衆/観客を解放する“教材”)
3 社会と音楽劇(定期市の舞台から「ナショナル」な歌劇へ―国家・公権力との関係にみるオペラ=コミックの特質
ノエル・カワードの『作詞作曲』(一九三二)試論―言葉と音楽によるレヴュー
コムデン&グリーンはいかにして「統合」と向き合ったか―『ベルがなっている』と『フェイド・アウト‐フェイド・イン』の劇作術に見る美学
変容し続けるジュークボックス・ミュージカル―ヴィーンにおけるミュージカルとポップ・ミュージックの関係を例に)
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